菅野瑞穂（25）
《福島セパタクロークラブ代表》

小・中・高校それぞれソフトボール・剣道・カヌーとスポーツに没頭してきたが大学１年の時にセパタクローに出逢い、現在競技歴７年目。
自ら創設した福島セパタクロークラブに所属。

大学在学中には大山セパタクロークラブの所属し、国内大会では全日本選手権準優勝。大学3年時にはタイ・バンコクで行われた世界選手権出場。
また、第１回キッズセパタクロー大会を主催し小中学生向けの大会も開催。

大学卒業時に地元福島に戻り、東北、福島にチームがひとつもないという現状を目の当たりにし、一から一人で創設に踏み切る。地方でのセパタクロー環境を創り出す難しさと競技自体の難しさもある中、地道にメンバーを増やし活動の幅を広げている。

震災の年の2011年7月には日本代表選手を福島に招待し、福島を元気にするイベントを開催。８０人近くの人が集まり、原発事故による避難者や県内の人々に元気と勇気を与えた。地方セパタクローの普及と競技力向上のために合同練習会や練習試合を開催して、地方選手の更なる活躍できる場を創っていきたい。（日本女子体育大学卒業）