プロジェクトカテゴリ : 社会貢献
昭和を代表するプロレスラー、父・グレート草津の闘病介護の経験を、悩める男性介護者に伝えたい。二代目・グレート草津の挑戦です。
======== 企画者:草津賢治 ======== はじめまして、元K-1の草津賢治です。父はラグビー日本代表から転身し、プロレスラーとして活躍したグレート草津(草津正武)です。 父は脳出血、半身不随、言語障害、食道がん等の病魔と闘い、2008年に66歳で他界しました。私は当時手がけていた事業を中断し、家族と一緒に父の病気と向きあいましたが、祈りは天に通じることはありませんでした。 私はこうした経験から、自分なりの介護術や親を守っていく術を学びました。以来、同じような悩みをかかえる方々のために、少しでもお役にたちたいとの思いから、自分の会社で生活相談活動を行っております。 今回、「男の介護」について、皆さんと一緒に考えるための場を広く設けたく、資金を集めたいと思っております。集めた資金で男性介護者のコミュニティを訪問したいと思っています。ご支援のほど、何卒宜しく御願いいたします。 ◇リターンについて 草津賢治がプロデュースする「グレート草津オリジナルグッズ」他をご用意しました。 ◇深刻な統計結果も・・・「男の介護」の実態 「介護は女性の役割」と思われてきた時代は過ぎ、現在、全国の在宅介護者340万人のうちの110万人、およそ3分の1が男性というデータがあります。 そしてそこには、男性介護者特有の難しさが存在します。人の助けを求めることを潔しとせず、一人で悩みやストレスを抱えやすい男性介護者には、同じ境遇に身を置く相談相手が必要だということをこれまでのカウンセリングで強く感じています。 このことを反映するように、高齢者虐待の加害者は息子と夫が1位と2位を占めており、介護疲れの末の心中や殺人事件においては、加害者の4分の3が男性という深刻な統計もあるそうです。 さらに私のように、介護を必要とする者が重篤な状況にある場合、介護者の心労は並大抵のものではありません。 だからこそ私は、同じ思いをされている男性介護者の方と、膝を突き合わせて、いろいろお話をさせていただくことで、皆さまの心の不安を少しでも和らげたい。悩みをかかえる男性介護者の駆け込み寺になりたいのです。 また、K-1の経験も交えて皆様とお話させていただくこともできるかと思います。私自身も人間として一回りもふた回りも成長できるよう、学んでいきたいのです。 ◇トップアスリートだった父・グレート草津について 屈強な九州男児そのもの。何事においても「筋」を重んじ、曲がったことは認めない人間でした。親に返事する時は「うん」ではなく「はい」と徹底的にしつけられ「怖い存在」以外の何者でもなかった。親父に自分の意見を伝えたのは「正道会館に入りたい」と言ったときが初めてです。格闘技は大変な世界。ラグビーで就職させたかったらしいです。 また、アスリートとしても乗り越えられない偉大な存在でした。実はラグビー選手時代、本場ニュージーランドでスカウトされ現地チーム入りを考えたこともあったらしいんです。けど、それまで育ててもらっ日本ラグビー界に義理を立て諦めたそうです。国際プロレス時代に海外修行へと出た先では、カナディアンフットボールのプロ球団・ブリティッシュ・コロンビアのキャンプに参加しました。今のNFLの前身です。このときアメフト入りしていたら日本での4大スポーツのパイオニアは親父だったかも知れませんね。 ビジネスの世界でも会社の役員をしたりと忙しい人だったので、不謹慎ではありますが、親父と濃密な時間をすごせた晩年は私にとって人生を考える貴重な時間になりました。今は天国の親父に感謝したい気持ちでいっぱいです。 【プロフィール】 草津賢治(くさつ・けんじ/二代目グレート草津) 1976年7月15日 静岡県三島市出身 181cm、96kg。正道会館チーム・アンディ所属。 K‐1戦績:16戦6勝9敗1分 2000年3月19日、父親のリングネームグレート草津を襲名し、K-1 BURNING 2000でプロレスラー松永光弘相手に開始30秒でTKO勝ち。 2002年8月10日、一撃で行われたK-1 JAPAN GP リザーバー決定戦で森口竜と対戦し判定勝ち。 K-1ではシリル・アビディ、中迫剛、ステファン・レコらと対戦した。 父親の死を機に引退を決意。2008年11月21日、親交のあるマキシマムザホルモンらが出演したライブイベント「SKULLSHIT presents SKULLMANIA グレート草津FINAL」で引退試合を行う。正道会館の先輩である中迫強と、兼ねてからの念願であった武蔵と対戦。大勢のオーディエンスの見守れて花道を飾った。 ◇支援金の使い道について 生活相談事業の活動費の一部となります。主に男性介護者のコミュニティを訪問したいと思います。 |
このプロジェクトはSUCCESSせずに
2013/10/31 に終了しました